◇開催日時 ：平成２８年１１月１９日（土）、１１：３０から１４：００まで
◇場　　　所 ：クルーズクルーズＹＯＫＯＨＡＭＡ．



◇話題提供：　岡野 武志

株式会社大和総研 調査本部 主席研究員 兼 社会連携担当

1983年東京大学法学部卒業。外国銀行勤務を経て、1997年大和証券グループ入社、2010年より大和総研。
調査・研究の専門分野は、金融・資本市場、科学技術政策、地域経済など。

一橋大学大学院 国際企業戦略研究科 博士課程修了：博士（経営法）、一橋大学国際・公共政策大学院 客員教授

文部科学省 科学技術・学術審議会 研究開発評価部会委員、行動経済学会会員、地域活性学会会員



◇演題　「水素社会は本当に来るのか」

◇「話の要旨」
水素を本格的に利活用する社会の構築に向け、2014年6月に「水素・燃料電池戦略ロードマップ」
が取り纏められました。翌15年には量産型の燃料電池自動車が発売され、企業や自治体などの取り組みも広がっています。今年11月のパリ協定発効（見通し）に伴い、利用時に二酸化炭素を排出しない水素は、クリーンなエネルギーとしてさらに注目が高まる可能性もあります。期待される水素社会とはどのようなものか、また、そのために克服すべき課題は何かなどについて概観し、水素の「これから」について考えてみたいと思います。